التفاصيل البيبلوغرافية
| العنوان: |
腰椎分離症既往のある大学野球選手の身体特性. (Japanese) |
| المؤلفون: |
鈴木 大介, 田口 直樹, 崔 英珠, 宮川 俊平, 竹村 雅裕 |
| المصدر: |
Japanese Journal of Physical Fitness & Sports Medicine / Tairyoku kagak; Dec2015, Vol. 64 Issue 6, p724-724, 1/4p |
| Abstract (Japanese): |
【背景】成長期に発症しやすい腰椎分離症は，スポーツ活動と の関連性が強く，アスリートは非アスリートに比べ10 〜20％ 発症率が高い．野球において成長期における腰椎分離症の発症 が多いが，成長期を過ぎ成人期に移行した大学野球選手にお ける調査は行われていない．【目的】腰椎分離症既往のある大 学野球選手の身体特性を明らかにすること．【方法】T大学硬 式野球部85名のうち，腰椎分離症既往群（以下, SP群）20名と 腰椎分離症非既往群（以下, NP群）10名を対象とした．また， SP群内で現在疼痛がある群（以下SP-P群）14名，現在疼痛が ない群（SP-N群）6名に群分けを行った. 測定は，下肢タイト ネス（SLR角度・FFD・HBD・トーマステスト・開排テスト）， 肩甲帯タイトネス（広背筋テスト・CAT・HAT），回旋可動 域（股関節外旋・内旋・体幹回旋），体幹・肩甲帯安定性（EET・ EPT），アライメント（骨盤傾斜）の評価を行い，SP群とNP 群の2群間の比較を対応のないT検定を用いて行った． 有意水 準は5%未満とした．また，3群（SP-P群, SP-N群, NP群）で の比較を行った．【結果】2群間でSP群のほうがNP群よりも左 右のSLR角度が有意に大きかった．また，3群の比較ではSP-P 群のほうがSP-N群よりも広背筋テストとEET・EPTの値が小 さい傾向にあった．【結論】両群の間には身体特性に差があり， 特に分離症既往者のほうが非既往者よりもハムストリングスの 柔軟性が大きい．また，分離症既往者の中で現在疼痛がある者 はない者に比べて広背筋の柔軟性低下と体幹・肩甲帯の安定性 が低下していることから，これらが野球動作において腰部への ストレスを増大させる一要因である可能性が示唆される. [ABSTRACT FROM AUTHOR] |
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